
社会に出て、自分の力で物事を乗り越えていけるような大人になること。
これは、親にとっても子供に一番身につけて欲しい力の一つではないでしょうか。
難しい壁にぶつかってしまったとき、
「自分には無理だ。できないに決まってる・・・。」
そんなふうに思ってしまっては、乗り越えられる壁も乗り越えられなくなってしまうでしょう。
テレビのコメンテーターや数々の教育書を出版している齋藤孝先生がとても大切なことを言っていました。
東京大学法学部にいたとき、周りの勉強のできる人たちを見ていてわかったことがあったそうです。
「この人たちは、このくらい努力すれば必ず出来るようになる」
という見通しを全員持っているから努力をいとわない。
努力をいとわないから成功する。といった法則です。
では、どうしたらこのような自信を持てる子供に育てることができるのか・・・?
出来ない事でも、努力を重ねれば出来るようになるという感動や体験をさせること。
出来ない事を出来るようになるプロセスを覚えることが、
小学生時代に一番大事だと齋藤孝先生はおっしゃっています。
そのためにも、勉強、遊び、運動などを通して、繰り返すことが重要だといいます。
物事は質量転化(ある一定の量を超えると劇的に質が変化すること)という言葉もあるとおり、
繰り返し努力し続けることが大切。
努力し続けることによって、あるときスイッチが入るようになる。
努力をして出来るようになる経験をしてこなかった子供は、
出来るようになる見通しや希望が立たないため、
途中で諦めてしまうことになる。
だから齋藤孝先生は、親が『騙されたと思ってこの問題集を5回繰り返しやってごらん!』
と言って問題を解かせてみる。
子供にやれば出来る体験をさせてあげるのもいいんじゃないかな。と言っています。
自分はやればなんでも出来る人間なんだ!
そう思えるようにしてあげることが、子供の起爆剤になるんですね(*´∀`*)
さすが齋藤孝先生!今後の子育てに生かしていきたいと思います。

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