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幼少期の腸内細菌がシナプスに影響?性格も穏やかに!!

幼少期の腸内細菌がシナプスに影響?性格も穏やかに!!

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幼少期の腸内細菌がシナプスに影響?性格も穏やかに!!

腸内細菌は、体の免疫力と心の免疫力の両方に有益な最強兵器です!

腸の中の腸内細菌は、健康に大きく影響を与えることは良く知られていますが、

人の脳内物質に大きな影響を与えるということはあまり周知されていないようです。

腸と脳の研究をされている藤田紘一郎博士の著書で、脳はバカ、腸はかしこい

という本で、腸内細菌の重要性が細かく書かれています。

 

腸内では、腸内細菌により各種ビタミンアミノ酸を合成し、

食べたものから幸せホルモンであるセロトニンドーパミン

創りだす補酵素的な重要な役目を果たしています。

しかし、現代は清潔な環境を重視するあまり、

幼児期に腸内に腸内細菌がとても少ない赤ちゃんや子供が存在するそうです。

腸内細菌が不足すると、食べ物の分解や発酵が充分行われなかったり、病原菌

と戦う力も失ってしまいます。

つまり、腸内細菌の不足が、アレルギーを引き起こす原因になったり、

攻撃性の強い性格、免疫力の低下などを引き起こしているのです。

 

マウスの実験ではありますが、腸内細菌を持たないマウスに成長期と成熟後に

腸内細菌を導入した結果、成長初期に腸内細菌を導入したマウスは通常のと同じように育ったのに対し、

成長後に腸内細菌を導入したマウスは攻撃性の強いマウスになってしまう結果になりました。

これは、成長の初期の段階で、腸内細菌が不足するとセロトニンやドーパミンが不足するだけではなく、

脳神経細胞のシナプスに影響を与えている可能性を示唆しています。

 

藤田紘一郎博士によると、土に含まれる土壌菌は腸内細菌ととてもよく似た構造になっていて、

赤ちゃんがなんでも口に入れる習性は、外界の細菌を体内に取り入れるための

重要な行為ではないかと指摘しています。

 

発展途上国の人々は、汚物などを川に流し、その中で洗濯したり水浴びしているために、

常に体内に腸内細菌が多く存在し、アトピーなどのアレルギーはほとんど存在しない上に、

病原菌などからも強い免疫力のある体を手に入れることができているといいます。

日本でも一昔前までは、子供たちも泥んこになって野原で遊び、

多少泥のついた手で食べ物を食べる機会も多かったのではないでしょうか。

おじいちゃん、おばあちゃんが「なぜ、あんなにバイタリティ溢れる体なんだろう・・・?」

と思うことはありませんか?

一日中、田畑で仕事をし、家でも休まず家事をこなす元気なお年寄りに比べて、

若い人の方が体力や精神的に弱い部分がある人が多いように思います。

これは、小さい頃の腸内細菌の定着率に違いがあるからかもしれません。

 

安全を配慮するあまりに、無菌状態で赤ちゃんや子供を育てることは、

本当はとても恐ろしいことなのかもしれません。

小さいうちは、自然溢れる環境の中で、泥んこになって遊ばせることも重要ではないでしょうか。

 

便の量と腸内細菌の量は比例します。

便秘気味だったり、硬く小さい便の場合は悪玉菌優位の腸内環境で幸せホルモンである

セロトニンやドーパミンを作り出すことができない状態です。

乳製品からの乳酸菌やぬかみそや味噌などの発酵食品を取り入れ、

腸内細菌を補うとともに、腸内細菌の餌になるオリゴ糖を取ることで、

現在存在する腸内細菌を活性化したり、増やしたりする効果があるといわれています。

 

私自信も、腸内細菌の重要性を改めて再認識、ぬかみそを再開することにしました。

植物性乳酸菌は乳製品からとった乳酸菌よりも生命力が強く、

腸内環境を整える上で非常に効果的といわれています。

腸内環境を整える食物繊維も一緒に取れるので、家族の健康を守るには最適かもしれませんね。

『カイテキオリゴ』

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