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仕事を優先してきて失ってきたもの。得てきたもの。

仕事を優先してきて失ってきたもの。得てきたもの。

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仕事を優先してきて失ってきたもの。得てきたもの。長女が14歳。中学3年生になるまで、子供の成長にはお金が必要という理由で、

一生懸命家庭と仕事を両立させてきました。

振り返ってみると、得てきたものも多くありますが、失ったものも数多いことを実感しています。

得たものといえば、収入があった分、ある程度の楽しい思い出とある程度の教育を施してあげられたことでしょうか。

 

しかし、失ったもののほうが大きいのかな・・・・。と感じることのほうが多いです。

私は、現在一年ほど休暇をとって家で独立のため勉強しているのですが、

子供の表情がみるみる変わるのが実感できるのです。

 

反抗的だった娘や息子が穏やかになり、笑顔も増えます。

イライラして私が子供に怒ってしまうことも、ほとんどなくなりました。

 

内向的だった息子は、7時近くまでルームに行くことを嫌がっていましたが、

今では3時に学校から帰るなり、サッカーボールを持って、イキイキと家を飛び出していきます。

そんな姿をみていると、いままで私が仕事をするために、集団の中に朝早くから夕方遅くまでの生活。

子供なりに窮屈な思いをしていたんだな。と思っています。

 

末っ子は、比較的順応力が高いので、ルームなどの集団生活は苦にならないようですが、

子供によっては、それがとても苦痛に感じるものだと思います。

 

やはり、小さいうちは気の合ったお友達と好きなだけ外で遊ぶ経験。

大人のいない世界で子供同士のケンカをしたり、仲直りしたりを繰り返すことは大切なのではないでしょうか。

中学生の長女にも、今までたくさん寂しい思いをさせてきてしまいました。

休暇に入る前は、とても攻撃的で笑顔がまったくなくなってしまった娘でしたが、

今では昔のような笑顔がもどり、母としてはとても嬉しいかぎりです。

 

子供の心の傷を無視して、働くことばかりを優先していたら、

今ではどうなっていたかと考えると少々恐ろしくもあります。

 

これらの原因は、すべて私の心の余裕のなさから生まれているのだと思います。

すべてにいっぱいいっぱいの精神状態と体力で、子供のことを一人一人見つめてあげる余裕がなかったんですね。

植物が肥料や水がないと枯れてしまうように、子供も親の愛情がないとすぐに枯れてしまいます。

 

実力があり、安定した精神状態で家で過ごすことができるのなら、

仕事をしていてもぜんぜん大丈夫だと思いますが、

私は少々能力が不足していたようです。

 

これからは、自分の得意分野を生かして、家庭も犠牲にしない仕事の仕方を考えていければと思っています。

母親にとって、子供たちが真っ直ぐに、明るく、素直に育ってくれることが一番大切だと思うから・・・・。

 

 

 

 

 

やはり、どう頑張っても子供とのスキンシップの時間は取れないですし、

子供自身も親の愛情を充分に受けられない部分があるように感じます。

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