
するキレる、癇癪を起こす、暴力を振るうなどつい生まれつきの性格だからと諦めてしまいがちです。
我が家の長男もすでに小学校入学前から、このような兆候がみられ、この先どうなることかと心配でなりませんでした。
しかし、このすぐキレるなどの症状が生まれつきの性格ではなく、ホルモンの異状からくると知ったのは1年ほど前のことです。
ホルモン異常は食事の取り方に原因があったわけです。つまり、母親である私に責任があったといっても過言ではありません。
もし、このことを知らなければ、息子は間違いなく中学校、高校と大きくなるに従い家庭内暴力にまで発展していたかもしれないと思うと
とても恐ろしく感じます。
同じような悩みを抱えたお母様や一番辛い思いをしている子供自身のためにも、この病気を知っていただければ少しでもお役にんれると思います。
親が正しい知識を持って、正しい食生活を送ることがいかに重要であるか考えさせられます。
~食事とキレるの関係について~
現代の食生活は手軽さ・美味しさを優先し、おにぎりやパン食、ラーメンやスパゲッティなどの炭水化物メインの食事が多くなり、
さらにデザートやお菓子、チョコレートなどを間食で常に口にしているという方も多いかと思います。
私自身も、ずっとこのような食生活をしてきた結果、子供達のみならず自分自身もホルモン異常を引き起こし、
イライラしたり、ちょっとしたことで怒りっぽくなったりした経験があります。
精神的に不安定になったこともあり、いろいろ調べていたところ、機能性低血糖症という病気を知りました。
この機能性低血糖症という病気は、アメリカでは認知がされているものの、まだ日本では医者のあいだでも認知している医療者が少ないのだそうです。
この病気のメカニズムは、炭水化物や糖分中心の食事を送っていることで、インスリンの調整器官であるすい臓が疲弊して、
健康な人の血糖値の状態を維持できない状態になり、結果、脳内ホルモンの影響を及ぼすと言われているアドレナリン(別名:攻撃ホルモン)やノルアドレナリン(不安やうつ症状の原因)、ドーパミン(興奮)などが過剰に分泌されることにより、精神や身体に強力な影響を与えるというものです。
これは、いわゆる精神疾患の初期症状といっても過言ではない状態で、生まれつきの正確ではないのです。
この他にも、低血糖症になると日中眠くなる、集中力の欠如、物忘れがひどい、頭痛や顔面蒼白などたくさんの症状があらわれ、悪化するとうつ症状や不登校、家庭内暴力、DV,統合失調症、パニック症状などの精神疾患へとつながってしまいます。海外の報告では、なんらかの犯罪を犯した人を調査した結果、ほぼ全ての人が機能性低血糖症の症状が確認されたそうです。
どうすれば機能性低血糖症を治すことができるのか?
(なお、機能性低血糖症について専門的に治療を受けられる病院は日本でもまだ数える程です。)

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