
今までワーキングマザーをしてきて、反省していることが一つあります。
子供自身の心の中をしっかり見つめて挙げられていなかったことです。
自分のエゴや理想を追い求め、
本当になにが大切なのかを見つめる時間がなかったのかもしれません。
子供はなにを望んでいるのか考えたことがありますか?
今なにに悩んでいるのかゆっくり考えてあげられているでしょうか。
子供たちは、美味しいものやおもちゃがたくさんほしいと思っていますか?
いえ、違います。
もっとお母さんと一緒にいたいんです。
お母さんと一緒に勉強したいんです。
お母さんの手作りのご飯を食べたいんです。
一緒に公園に行ってキャッチボールがしたいんです。
笑顔でそばにいてほしいんです。
学校であったこと、悩みを真剣に聞いてほしいんです。
一緒に添い寝して、抱きしめてほしいんです。
どうでしょう。違いますか?
あなたは母親として子供の望むことをしてあげられているでしょうか。
子供の心の中を自分のことのように感じる心の余裕がありますか?
子供たちは、たまの豪華な海外旅行を望んでいるわけでもないし、
ディズニーランドに行けなきゃ不幸せでもないんですね。
でも、親である私たちは、つい勘違いしてしまう。
自分が望む世界が子供も望んでいることであると・・・。
私たちは今まで自分ができなかった旅行や美味しい食事を食べることに
幸せを感じ、子供にもその体験をさせたいと思ってしまうのです。
その子供にとっての望まない幸せを手に入れるために、
お金が必要だと思う。
だから、一番大切な子供との時間を切り売りして仕事をせざるをえないんです。
これでは本末転倒ではないでしょうか。
お子さんが20年後、大人になったとき、
お母さんは自分のために一生懸命してくれたと感じるのは
仕事をしているワーキングマザーなのか、
それとも貧乏に耐えつつも
子供との時間を大切にしたお母さんなのか・・・。
きっと自分が年をとったとき、
その答えがわかるでしょう。
自分自身がお子さんと同じような扱いを受けることになるからです。
忙しいからと簡単な菓子パンとお惣菜を与えられ、
お金の力で老人ホームに預けられ、たまに面会に来てくれるだけ。
そんな寂しい老後でも文句は言えないのは当然ですよね。
まったく自分が子供に対して行っていたことと変わりないのですから・・・。
もう一度考えてみてください。
目の前のお金と子供の心。
どっちが大事なのでしょうか・・・・。

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