
親はなにも言わなかった。
勉強しなさい。と言われたことがない。
そういうコメントが多く見られます。
どうして勉強しなさい。と言わないのに東大に合格できるの・・・?
子供が小さい頃はそれがとても不思議に感じたんですね。
でも、考えてみると私も親に勉強しなさいとはいわれなかった一人でした。
でも、勉強することで成績に反映されることが嬉しくて、
親に褒められたい一心で勉強したのを覚えています。
ついつい、放任していると心配だから
勉強しなさい!と口を出したくなってしまうのですが
そもそも、勉強が向いている子、向いていない子がいるんだと思います。
自分はたまたまやれば出来たから勉強が好きだっただけ。
たまたま親の期待と勉強というベクトルが一致しただけだったのです。
子供はたくさんの可能性を持って産まれてきます。
親がもっていないすばらしい能力や可能性を持っているのに、
それを小さいころから勉強という小さいベクトルに固定してしまうことは
とても大きな可能性の芽を摘み取ってしまう行為ではないでしょうか。
勉強がたまたま得意だし、好きだった。
東大などに合格した人は、適性がその分野だっただけなのです。
だから、数学が不得意、暗記が苦手。
そんな不得意分野ばかりに目をとられているのではなく
得意な科目や趣味を思いきりやらせてあげればいいのです。
子供になにかを強要しないことで
子供が広い可能性の海を自由に行き来でき、
失敗を繰り返しながら可能性を見つけ出すことができると思います。
勉強がすべて。
有名大学に行って、それなりの会社に入ることが
人生の幸せであると考え、子供に塾や勉強を強要する
そんなことをしていると、
一生子供は自分のいるべき本来の場所を見つけられず
経済的にも精神的にも充足感を得ることはできないし
幸せになることはできないのではないでしょうか。
子供を束縛しない。
子供に最高に幸せになってもらいたいのなら、
口出ししないことが一番だと思います。

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