練習ではできるのに、本番になると頭が真っ白、体も頭も緊張で実力が発揮できないのはなぜ?
昔からそのメンタルの弱さに何度悲しい思いをしてきたことでしょう。
試験や受験でのテスト、テニスの試合、ピアノの発表会、人前でのスピーチ・・・。
年齢を重ねるたびに、以前のトラウマが走馬灯のように頭を駆け巡り、さらに緊張はマックスに・・・。
そのうち、人前でなにかやることが苦手になり、さらに内向的な性格になってしまいました。
これらは、おそらく自分の中の『人に良く見られたい、よい結果を手に入れたい』という雑念が大きいからだと以前から考えてはいたのですが、それを自分の中で排除することはできませんでした。
人前で緊張しない、本番に強いメンタルの作り方
オリンピック選手やプロのスポーツの選手が取り入れている、メンタルトレーニング手法があるそうです。
日本の代表選手としてテレビや多くの観客の前で失敗の許されない大舞台。
こんな時に自分の実力以上の力を発揮できる選手と緊張で失敗してしまう選手に大きく別れます。
緊張は、体も頭脳も大きくパフォーマンスを低下させます。
つまり、できるだけ緊張しない状況をどう作るかが鍵になるわけです。
プロが活用している自己実現プログラムTPIEとは?
このメンタルプログラムを取り入れた水泳教室では、オリンピック選手を何十人も排出し、
メンタル部分の強化がいかに重要であるかが証明されたそうです。
その手法は、成功している自分の姿を毎日朝晩イメージとして頭に焼き付けるというトレーニングです。
人は本番といういつもと違う場所に行くと緊張してしまいます。
だから、普段から頭の中でその本番という場面を繰り返すことで、そこを日常として認識させ、プレッシャーや緊張から解放し実力を発揮しきるという方法です。
TPIEプログラムの具体的手法
まず成功している自分自身を現在進行形で紙に書き出してみる。
まるで小説でも書くように、一つ一つの行動や場面が鮮明に描けるような文章をかいてみましょう。
そして、それを毎日最低2回は繰り返して声を出して読むようにします。
これは、スポーツに限らず自分が達成したいと思った目標を実現した姿を描けば良いそうです。
そして、その時の喜びや達成感など自分の気持ちや感情も鮮明に描写すると効果的です。
この一連の目標のイメージ化の作業をアファメーションといいます。
こうすることで、自分の潜在意識に働きかけ、自分の無意識の部分を大きく目標達成に向けて動かす原動力にしてくれるという、とても神秘的ですが最も効果的であり、成功者と言われる人たちが極秘で取り入れているテクニックでもあります。
病気の治療にも使えるアファメーションという技術
この心の書き換え作業(コンフォートゾーンの書き換え)を行うことにより、様々な奇跡が起こっています。
その一例として、全身に転移し、治る可能性のないと言われていた末期癌の患者さんが、自分自身の身体の細胞一つ一つに感謝の声をかけ続け、癌細胞がすべて消失してしまったという実話があります。
このように、私たちの潜在意識や無意識の部分に働きかければ、今まで不可能と思われたことが可能にすることができるようになります。
このように、アファメーションという技術は、私たちの脳や細胞など、意識ではコントロールが不可能な部分に力を与え、自分の能力として活用する技術です。
私たちの中で眠っている潜在能力は97%といわれており、ほんの3%しか使われていないといわれています。
緊張すれば、その活用能力はさらに低下し、1%になってしまうかもしれません。
このアファメーションを使うことで、緊張せずに自分の能力を最大限に発揮するということが可能になります。
具体的で詳細なトレーニング手法は、日本にTPIEの技術を伝えた脳機能学者の苫米地氏著書のに詳しく書かれています。
自分の隠れた可能性、子供や会社一人一人の能力を引き出すなど大きな可能性を秘めているコーチンアグプログラムです。
自分自身の能力開発はもちろん、人を動かすためのスキルとして学んでおくととても人生が豊かになると感じました。
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