「低血圧だから朝弱い、起きられないの・・・。」これって、なんだか甘えのように捉えられてしまいがちですよね。
でも、低血圧の人にとっては、とても深刻な問題です。
私も10代からアラフォーの現在まで、血圧は下が50以下、上も90前後をウロウロする低血圧です。
高血圧と違って、命に別状はないとのことで、特に治療法も研究されていないようですし、特効薬もほとんどありません。
昔から、慢性疲労気味で、気力も低下しているのは低血圧となにか関係があるのかなぁ・・・。
といろいろ調べてみましたが、はっきりと関連づけができる根拠を見つけることができませんでした。
でも、今日ようやくその根拠らしいものが見つかったので、同じように低血圧に悩んでいる人の参考になればいいなと思って、記事を書いています。
低血圧は生まれつきや遺伝が原因と思っていましたが、ある臓器の機能低下が大きく関係している可能性があるそうです。
その臓器が副腎といわれる私達の体の生命維持をするために必要な50種類以上のホルモンをつかさどる器官です。
この副腎から作り出される代表的なホルモンに、コルチゾールというものがあるのですが、副腎の機能不全が起きると、このコルチゾールの分泌が大きく減少し、低血圧や低血糖を引き起こすのだそうです。
そして、副腎の機能低下はそれだけではなく、睡眠に最も関連したホルモンであるメラトニンの減少も併発し、本来人間が一番活発に活動すべき時間帯にズレを引き起こすため、朝が最も非活動的な肉体になってしまうのだそうです。
これらのことから、考えると副腎の機能低下(副腎疲労)を治療することが、朝起きられない症状や慢性疲労の根本的解決に繋がるのではないかということです。
副腎疲労という病気は、ストレス過多な生活や炭水化物や甘いもの中心の生活など様々な原因で引き起こるそうですが、改善には根気強い生活習慣の改善が必要とのことです。
低血圧をはじめとする原因不明の体の不調に悩まされている方は、ぜひ副腎について一度詳しく知っておくことは、とても参考になると思います。
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