
風邪薬の副作用で命を落とす。そんなこと考えたことありますか?
薬の副作用で失明や皮膚疾患、最悪命を落とす病気「ステーブンス・ジョンソン症候群」。
市販薬のみならず、医師の処方箋でも引き起こされるこわい病気です。
薬のインターネットの販売が解禁になり、安く薬が入手しやすくなりましたが、
すべての薬には副作用があるということを忘れてはいけません。
誰でも、いつでも、どこで起こっても不思議ではないこの病気、特殊なアレルギー反応が原因です。
(症状)
- 激しいアレルギー反応や発疹からやけどのように皮膚が溶ける。
- 呼吸器の粘膜が破壊され、呼吸困難呼吸器に障害が残る。
- 消化器の粘膜が侵される場合、手術で幹部を取り除く必要がある。
- 爪がはえてこない。
- 失明・視力低下、ドライアイ
人それぞれ症状が違うこともあり、病院を受診しても、医師によっても本当の原因がわからない場合が多くあります。
診断の遅れから、さらに症状を悪化させ、失明や命にかかわる重大な後遺症を残す結果となります。
「ステーブンス・ジョンソン症候群」の前兆
- 微熱や倦怠感など風邪と似たような症状
- おなかと身体のあちこちが痛む。
- 顔中に真っ赤な発疹がひろがり、それがやがて体中全身に広がる。
- 目に異常を感じる。
- 下血
- 呼吸困難
原因がわからず、放置したり、薬を飲み続けると その日のうちに意識がなくなることも少なくありません。
まずは、この病気を知ることにより、症状が出たときは、
すぐに病院(ステーブンス・ジョンソン症候群に精通しているのは皮膚科)を受診し、
自分から「ステーブンス・ジョンソン症候群」の可能性があることを医師に伝えることが大切ではないでしょうか。
正しい知識で家族と自分を守りましょう。

コメントを残す