
ユダヤ人の子育て法を知り衝撃を受けました!
アメリカ合衆国の人口がおよそ3億人、その中の5%しかいないユダヤ人ですが、
高収入を得やすい職業は半数以上がユダヤ人だそうです。
ヨーロッパでも、経済や主だった産業はユダヤ人が牛耳っているそうです。
世の中をリードできる優秀な人材が育つ環境は、
もし、3歳の子供が他人にお茶をかけてしまったら・・・。あなたならどうするでしょうか?
「すみません、この子がご迷惑をおかけして・・・。ほら、あなたもあやまりなさい!」
そう言って、子どもを叱ってしまう親御さんがほとんどではないでしょうか。
ユダヤ人の子育ては、このような時、まず親が謝ることよりも、
子供に自分がどんなことをしたのか丁寧に説明・理解させ、
どんな小さな子供でも自分で謝らせるそうです。
そして、お茶をかけられた方も、「オー、ユーアー、グッドボーイ!」と寛容に受け止める。
そして、謝ることが出来たことに対して母親は、
「私はあなたを誇りに思うわ、何かの間違いを犯した時に、素直に謝ることはなかなかできないの、
あなたはその難しいことができたのよ。それに良かったわね、おじさんに許してもらえて。
そういう時は、許してくれてありがとう。とお礼を言うものなのよ。」
親は子どもを叱りながら、子供の不始末を親が代わりに謝罪するのが当然と思っている日本人
とは、まったく違う対応に、子供が伸びる理由がわかった気がします。
子供が嘘をついたとき、どう対応するでしょう。
嘘は、ついちゃいけない。いけないことなんだよ。
そう理解させるために上手に説明できるでしょうか。
これは、8歳の娘がハロウイーンの衣装をめぐって嘘をついてしまったとき、
嘘を知ったお父さんが娘に言い聞かせた会話です。
「君がコスチュームを盗まれた、と言ったのが嘘だったとする。
皆が君が言っていることを信じて、君を助けてあげようとして、最後に確認したのはいつ、どこ?
などと色々聞いてくる。
とっさに、嘘がバレないようにするために、思いつきで新たな嘘をつかなければならなくなる。
そうやって、はじめはたったひとつの小さな嘘だったのが、一つ、また一つと嘘が積み重なって、
ものすごい大きな嘘の塊になってしまい、どうにもならなくなって、最後には嘘がバレてしまう。
そうすると、人は君に嘘をつかれた、騙されたと思ってしまう。
しかも、人は君のことを次から次へと嘘を積み重ねた大嘘つきと思ってしまう。
ウェンディー、君は嘘をついた人を好きになるかな?
お友達でいたいかな?
もし、君が嘘をつく人を好きでないなら、ほかの人もウェンディー、君と同じだよ。
私は、君が人から嘘つきな人と指さされたり、友達から嫌われたり、誰も君の言うことを信じてくれなくなって、
悲しい思いをしてほしくないから、正直でいることの大切さを理解してほしい。
私が望むことは、君が皆から好かれて、友達に囲まれて、「楽しい、嬉しい」と言っている姿なんだよ。
君の喜んでいる、幸せな姿を見るのが、私の一番の楽しみで幸せなんだ。
だから一番楽なのは、いつも正直に生きている事なんだよ。」
いかがでしょうか。ユダヤ人の親が子供の嘘を発見した時に、子どもを叱ったり、処罰したりするよりも
嘘をつくことの結末を、子供に理解させることに全力を注ぐということに、感動すら覚えました。
小さな子供だから、丁寧に説明しても理解できないだろう。小さいうちは叱らないとわからない。
そういった親の接し方ではなく、子供に全身全霊で向き合っていく親の姿。
本当に見習いたい子育て方法だと思います。

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