
「人間にとって根源的で一番大切で、必要なもの」とは何でしょうか?
これを持っている人とと、持っていない人では、どのような違いがうまれてくるのでしょうか。
たとえ、富・地位・名声が手に入っても、この大切なものを手に入れていなければ幸せになれることはあり得ないそうです。
このあるものを持っている人は、スムーズに成功者となり、何かの災害などで裸一貫になったとしても、
必ず立ち直り、最終的に幸せを取り戻すことができるのです。
この大切なこととは・・・。
子供に楽しい嬉しい喜びを心にたくさん蓄えること
アジア系の親たちは子供に「高度の教育」を与えるのが一番大切だという考えをもった人が多いそうです。
子供の成績の良し悪しに神経をとがらせる。たいへん耳の痛い話ですね。
ユダヤの人々は高等教育を与えることが一番重要と考えていません。
親が子供に与えられる一番重要だと思うことは、「メモリー」です。
人間にとって根源的に最も大切で、誰にでも必要なものが持てるようになれるか、なれないかは、
メモリーの積み重ねの違いの結果です。
楽しかった経験、嬉しさのあまり叫んでしまった記憶、喜びに包まれて
幸せと感じた思い出。または、悲しかった時に慰めてもらったという思い出です。
特に、楽しい、嬉しい、喜びといったものが、できるだけ数多く心に蓄えることができるように、
してあげることです。
「ステキな」思い出が溢れ出るようにたくさんある人は、どんな人だと思いますか?
いつも、「にこやか」で輝いている人になると思いませんか?
親が子供にそれをしてあげることができたら、子供はどんな人格をもった人になると思いますか?
本当に自分の子に幸せをつかませてあげたいのなら、どうしたら良いのか。
そんな親としての永遠のテーマである問題の答えのヒントが理解できたように思います。
今まで、自分が子供にしてきたことは反省しなければならないところばかりですが、
これからは、子供との幸せな思い出をたくさん作って、子供のメモリも自分のメモリも
幸せでいっぱいにできたらいいな、と思います。

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