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親離れ

子離れできるか不安なママへ~親離れと子離れ


親はいない方が子は育つ!

あるエッセイを読んでいてこんな言葉がありました。

「親はなくても子は育つ」より親がいないほうが子は育つのかもしれません。

これは、私の子育て体験でもうなずける言葉です。

 

子供がかわいくて、いとおしくてたまらない。

私の今の率直な感想です。

子供が巣立った後とてつもない空虚感に

さいなまれるのではないかと今からとても不安です。

私は子離れできないタイプの母親の代表選手であることは間違いありません。

先輩ママのエッセイの中で、子離れするためのポイントが2つ挙げられていました。

子離れするための具体的な方法

1.子供を自分のものと思わない

2.自分の人生を子供のために犠牲にしない

当たり前の事ですが、自分自身にこの2つが出来ているかと問いかけた時、

これはまったくの0点です。

 

子供のためと思い、ついつい干渉してしまいますし、

自分のよかろうと思う方向に子供を動かそうとしてしまいます。

「今は自分のすべてを犠牲にしても子供のために・・・。」

これも疑いもなく、実行していたことのひとつです。

 

しかし、これは子供にとっても親にとっても一番良くないことの一つなんですね。

 

子供は親の所有物ではなく、子供の意思で自分の生きる道を選び、歩んでいく権利がある。

自分の果たせなかった夢を子供に託し、理想の子供に育てるために、

気がつかないうちに子供の人生をがんじがらめにしていたのかもしれません。

 

子供の行動や時間を支配する親にならない。

幼児のうちは、どうしても親が行動や時間についても管理してしまいがちです。

その延長で、受験などを口実に勉強管理や自由時間などの束縛をしてしまいがちです。

職場には有名大学を出たのに、自分の意思で行動できない人が見受けられます。

おそらく、小さい頃から親に管理され、親の言うがままに進学し、職業を決め今に至っているのだと思います。

どんなに高学歴で世間一般から見たら優秀な人かもしれませんが、

とてもかわいそうな人生を歩むことになってしまうようです。

 

子供が一人で立派に生きていけるように、親は2歩も3歩も後ろから

見守っていられる親にならなければならないのかもしれません。

子供が失敗したりするのをわかっていて、じっと見守ることは親にとってはとても辛いことですが、

ゆくゆくはこれが子供のためになるように感じます。

 

親離れしていく息子を見守る母の複雑な心情を描いた映画

「おおかみこどもの雨と雪」

わたしも2人の息子を抱える母として、いずれ自分のそばから

完全に巣立って行く近い将来を思い、胸にささる思いで映画をみました。

男の子をもつお母さんたちにぜひお勧めしたい映画です。

いずれ必ず訪れる子離れ、親離れの時期の予行練習のために、

今から心の準備をしてみてはいかがでしょうか。


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