てんてこままのしあわせ販売所

子育てママには悩みがいっぱい。そんなママへの応援ページです。

生きる力のある子供に育てよう

暗記科目が苦手な子ほど成績が上がる『まんが日本の歴史』がすごかった!

うちの高校生の娘は、努力が嫌い!勉強も嫌い!歴史は大嫌い!

だから暗記科目みたいにコツコツやるのは本当に苦手です。
(親譲りだからしかたないですが・・・(;´∀`))

だから、歴史なんて勉強して将来なんの役にたつの~!てな具合で授業中はお昼寝タイムだったんです。
もちろん成績も40点台をウロウロ・・・。

小学生の息子たちには、ちょっとそれではまずいだろう・・・。
ということで、ビリギャルのさやかちゃんも成績があがったという、まんが日本の歴史を購入しました。
我が家で買ったのは、角川のまんが日本の歴史ですが、今の歴史の本って、本当にドラマみたいなんですね。

思わず一回読み始めると、止まらないくらい面白い・・・。
主人も昔自分が読んだのより、面白くなってると言ってました。

さすがまんが日本の歴史も進化してるんだなぁと感じました。

ぜひ本屋さんにいったら立ち読みしてみてください!
まるで少女漫画を読んでるように歴史の流れが理解できてびっくりしますよ。

すごい・・・。成績が上がってる\(◎o◎)/!

もちろん小学4年の息子も食い入るように読んでいましたが、驚いたのは高校生のお姉ちゃん。
読みながら『そういうことだったのか~!』と感激。
『なんで私が小学生の時に買ってくれなかったの!買ってくれていれば今頃もっと高い志望校に入れてたかもしれないのに(`・ω・´)・・・。』と文句を言ってました。

今では、試験の前はまんが日本の歴史の該当部分を読んで定期試験を受けるらしいのですが、家ではほとんど勉強していないのに歴史の試験で70点台を取れるまでになりました。

どうも授業中、興味がでたので眠らなくなったそうです。

歴史の勉強に関して言えば、何時間も塾に通う費用を払うより、一セットのまんが日本の歴史を買ってあげたほうが、絶対成績はあがるんだなぁ~。と思ってしまいました。
やっぱり、興味がないものはいくらやってもダメだけど、一度好きにさせたら成績はどんどん伸びるようです!
お金をかけるのでも、どこにかけるかで、全然結果が違うんですね(o^^o)♪

 

幼児・低学年の先取り学習の弊害とメリットについて考えよう

今の子供たちは中学受験・大学受験を視野に入れて
小学校入学前の幼児の段階から先取り学習をしている子が増えてきました。

やはり中学受験で有数のトップ校に合格している生徒は、
小さいころから公文で読み書き計算を学び、3〜4年生で
受験専門の進学塾に切り替えるパターンが多いようです。

先取り学習をしたほうがいいのか?思いっきり遊ばせたほうがいいの?

子供には少しでも学力をつけ、良い学校に進学してほしいと思う親心。

しかし、これが果たして本当に子供の幸せにつながるのかは、
賛否両論わかれるところです。

メリットとしては、やはり小さいころからの勉強により頭の回転は速くなったり、
受験対策にはたいへん有効です。

先取り学習による弊害・デメリットはないのか?

公文などに通っている子供の中には、小学生低学年ですでに
中学生、高校生レベルの問題を解いているという子供も多いようです。

そのような子供たちにとっては、どんなに小学校の勉強が
退屈で無意味なものに思えるでしょうか。

先取り学習をしている子供の中には、あまりにも退屈で
授業中におしゃべりや歩き回ってしまう子供もいるようです。

 

外国であれば飛び級制度で優秀な子供は、どんどん先に進級できるという
制度があるものの、日本では依然として配慮がされないようです。

小学校でレベルに合わせた学習が行えないため、
受験対策を行う場合は、学校からの帰ってからの友達との
遊び時間や家族とのスキンシップの時間を削って勉強しなければなりません。

まだ親のいいなりの年齢のため、自分のやりたいこと、本心を押し殺し
抑圧されて育ってしまう弊害から、
中学生になって反抗的になる場合もあるようです。

子供たちにとっては、友達と公園で遊んだり、けんかをすることも
大切な人生経験の一つです。

この友達との人間形成は、将来社会に出てからの人間関係の構築に
大きく役立つことでしょう。

友人関係の中から人の痛みや思いやりをはぐくんでいくわけですから、
小学生のうちから勉強ばかりの生活を送る子供たちは優秀な学歴を手にできても
その後の社会での人間関係の構築に影響がでないとも限りません。

子供が成績をあげることは自分の優越感を満たすためという親が大半

子供の成績にこだわってしまう。
成績に一喜一憂して、子供を評価していませんか?

中には、成績の優劣で兄弟を差別する親御さんもいるようです。

親が成績に左右され、叱ったり褒めたりすることは、
その子自身が愛されていると感じられず、自己肯定感という
生きていくうえで最も大切な心の柱が育ちません。

本来、子供は親から無償の愛を与えられ、心身ともに健全に成長するものです。

しかし、受験や勉強に気をとられ、愛情や生きていくうえで大切なことを
子供に伝える余裕もなくなっているご家庭も多いのではないでしょうか。

私は、子供たちが本当に幸せに生きていくためには、
学歴や収入の多さよりも、自分にしかない宝物を見つけ、
それを磨く人生を送ることだと思っています。

学歴や収入に惑わされ、大切なものを見失う子育てにならないよう
一人一人が自分のことを大好きになれる子育てをしたいものです。

 

考える力の鍛え方【逆境でも自分の力で這い上がる生命力のある子供に育てる】

困難な状況に直面した時に、自らの力で解決策を見出し、
どんどん成長していける子供に育てたいですよね。

そんな考える力の鍛え方について考えてみたいと思います。

子供の脳の構造は幼少期の環境で決まるといっても過言ではありません。

まさに、三つ子の魂百までというわけです。

3歳までとはいいませんが、幼児期や小中学生の時にたくさん考える機会を与えることがポイントになります。

勉強するより考える力を鍛える親の働きかけとは?

つい、幼児期には子供が悩んだり、苦しんでいる姿を見るのは親のほうが苦しいものです。

現代は兄弟も少なく、親の関心が子供だけにいくことも多いため、
ついつい過保護な環境下においてしまいがち。

しかし、これが最も子供の考える力をなくす原因になっていることに気付いているでしょうか。

 

私の祖母や母の時代は、兄弟も多く、食べるものも小さいころから工夫し、自分で魚を捕りに行ったり、虫を捕まえたり、くだものを捕りに行ったりしました。

兄弟も多かったので、兄弟間のいざこざや兄弟間でも長男を差別するなど
不合理な状況がたくさんあったわけです。

子供は不合理な状況におかれると、小さいなりに一生懸命考えます。

「どうして? どうやったら解決できるの?
どうしてお母さんはこんなことを言うんだろう・・・」

つまり、悩みや困難に直面する機会が多ければ多いほど、
子供の中では常に思考が繰り返され、自然に頭が使われるというわけです。

これは、私自身の経験から強く感じたことで、
私の父は小さい私にもすぐに手を上げ、
弟にはとても甘かったため、
小さいながらに常にどうしてお父さんは私には冷たいんだろう・・・。

私のことが嫌いなのかな・・・。好かれるためにはどうしたらいいの?
自分のどんなところが悪いの?そんな自問自答を常にしていた記憶があります。

その結果、今では なにか問題に直面した時に
すぐに解決策を導き出す癖がついたと感じています。

確かにつらい経験でしたし、それがすべて良い方向に作用したわけではありませんが、
親がすべての障害を取り除き、環境・精神面すべてを快適な状況下においてしまうと
子供自身が必至に考える場面が圧倒的に少なくなってしまいます。

植物でも発芽段階の環境が厳しいほど、
強くたくましく立派に育つといわれているように、
子供の成長も多少のストレス、悩みが発生する環境をあえて与えてみることも、
子供の成長にとってプラスになることもあるのだろうと思います。

親がすべてお膳立てして、人生のレールをひくのではなく、
愛情をたっぷり与えつつ、子供が考える場面を作ってあげる。
そんな子育てが理想だと思います。

 

大発見!!自分から勉強する子と勉強しない子の違いがわかった

同じ親の子供でも、自分から勉強する子供と遊んでばかりで勉強ばかり。

親の理想はなにも言わなくても自分から勉強してくれることですよね。

私にも3人の子供がいるのですが、末っ子はいつものんびり。
親に言われたことは素直にこなせるけど、自分からは積極的には動けないタイプ。

真ん中の長男は、いつのまにか宿題ややるべきことを終えている
要領のよいタイプ。他人に指示されるのは大嫌いで、
子供なりにいろいろ考えているようです。

長女のお姉ちゃんは、人に指示されても動かない。
他人から指示されても動かない、本能むき出しタイプ。
自分の好きなことだけ、好きなだけやる。
川に逆らうより、なるようになれ・・・・。

いっぽう母親である私は、先の先の先まで心配してしまう
前ばかり見て、現在を生きられない不安症タイプ。
子供のころは、いちおう自分から勉強したし、
小さいことから将来の自分像を想像しながら生きてきました。

このように、同じ血が通っているし、
同じ生活をしていても全く感じ方も違えば
考え方も違うわけです。

おそらく、親がどんなに勉強の必要性を訴えたところで
子供たちの性格は変えることはできないのだろうと感じています。

でも、ある本を読んで一つの気づきがありました。

成績が悪く、周りの友人や先生から、お前は人間のクズだと言われていた
高校生の女の子が、ある人との出会いで自分から寝ずに勉強し
慶応大学に合格するといった実話です。

この子は、とても素直で、今が楽しければいいという
楽観的タイプの子。
だから、勉強なんて小学校以来したことがないのだそうです。

高校2年生の時点で、聖徳太子も知らなければ、
日本地図を描きなさいという質問には正円を書きました。

そんな子がいきなり勉強するようになった理由は・・・?

それは、将来のなりたい自分をイメージできたからだったんですね。
親や先生は勉強しなさい。良い大学に行きなさい。
勉強すれば将来安定して、幸せになれるよ。

そう言っても、それを具体的にイメージできる子供と、
できない子供がいるということなんですね。

頭の中で、5年後の自分、10年後の自分、20年後、30年後と
映像がどんどん湧いてきて、シュミュレーションできる子供とできない子供がいるということです。

もし、自分がこのまま勉強しなかったら大変なことになる。
それが想像できた子供は、自分から勉強するようになりますよね。

だって、誰も苦労したい人なんていませんから・・・。

 

私は自分の子供を見ていて、行動と思考の違い、言動を見ていると

自分から行動できない子供たちの共通点は、
『ああ、この子は先のことをイメージできていないんだな。』
そう感じたわけです。

同じ速度で人生という道を走っていても、常に360度、10キロ先を見渡している人と
前方40度、50メートル先を見て行動する人がいます。

どちらがいいということはなく。
どちらにも長所と短所が存在するのも事実。

前者である幅広く遠くをみて生きているタイプは
研究者・職人肌タイプ。

緻密で性格は行動をするけれど、早くは進めません。

たくさんのことを一度に見て判断するため、
興味や関心、不安や恐怖の量も多くなるのでエネルギーが分散されるからです。

それに対し、常に直近のことを見ていきる直感・本能タイプの人はどうでしょう。
彼らは、あまり先のことまでさかのぼって想像することが苦手なようです。

そのため、先に待ち受けている危険や不安をあまり感じません。
今ある快楽を求め、目先の苦痛を避ける。
つまり、動物的な直感で行動するタイプです。
彼らの長所は、目的が見つかるとものすごいスピードで突き進む
エネルギーとパワーを発揮できることです。

競走馬が前方しか見えないように目隠しをされるほうが、
早く走れるのと同じ原理ですね。

余分なことを考えず、不安も少ない。
しかも、計算深くないので、周りの人にも惜しみなく愛情や力を注ぎます。
そのため最高の人望を集めることができるのもこのタイプの特徴。
周りの人をファンにし、周囲の他人を自分のパワーにできる成功者に多いタイプです。

自分から勉強するタイプの子というのは、
圧倒的に前者の計算高く、先を見越せるタイプが多いです。
これは、自分の損得勘定ができるため、
勉強しないと将来困ることになることが予測できるから。

では、後者の直観タイプの子供を勉強させるためにはどうしたらよいのでしょうか。
直観タイプの子供たちは、どちらかというと
自分の損得勘定よりも友人関係や快楽を求める傾向にあるようです。

そのため、勉強して〇〇の学校に行ったら、
楽しい友達がたくさんいて、楽しいことがいっぱい待ってるよ。
高校入試もないし、たくさん部活や遊びもできるからいいじゃない。
そんな風に、未来を想像できることをたくさん話してあげましょう。

勉強することで、彼自身の幸せが増すということよりも、
彼の周りの人がいかに幸せで
楽しく生きられるかを伝えてあげると効果が倍増します。

実際に子供が頭でイメージし、映像が湧いてくるように
説明し、心の底からその現実を手に入れたい。
理想を描けるように導いてあげることが、とても大切になります。

つまり、子供たちは自分の手に入れたい未来があることがわかれば
自然にそこに向かおうとする。

しかし、ほとんどの子供たちが
勉強した先にある素晴らしい未来を思い描けずにいるわけです。

だから、親は勉強しなさい。というよりも、
将来べんきょうしないとどんな不幸な人生が待っているのか、
反対に勉強したらどんなすばらしい未来が待っているのかを
具体的にわかりやすく伝えてあげることが重要になるのではないでしょうか。

そうすれば、子供たちのエンジンは自然に発動し、
一人でものすごいエネルギーで加速していけるようになるはずです。

 

 

年子のママさん必見!ふざけて勉強しない息子をやる気にさせる方法

我が家の息子たちは現在小学校3年と4年生になりました。

毎日とっても仲が良くて、暇さえあれば寄り添ってゲームやiPadでYouTube動画でクレヨンしんちゃんなどのアニメを見ています。

でも困ったことに、勉強しようとさせると、二人で遊び始めてぜんぜん勉強モードとは程遠く、
私がどなっている間にすぐに1時間、2時間と時間が過ぎ去っていくばかり・・・。

やっている時間の割には1パージとか、2ページ止まりの毎日でした。

どうしたら、まじめに勉強してくれるのか・・・・。

最近発見したテクニックでかなり成果があがった方法を発見!

それは、一人ずつ私と一対一で勉強することです。
(その間、もう一人は必ず別室へ隔離!)

下の子はまだ甘えん坊なので、膝の上にのせて一緒に問題を解いてあげると
嬉しそうに、問題を解いてくれるのです。

お兄ちゃんも、やはり一対一になると多少の反抗はあるものの、
いままでよりスムーズに勉強に集中できるようになりました。

やっぱり二人一緒に勉強を見ていると、母親の愛情パワーが伝わらず
子供の原動力が働かないんだなぁ・・・。とつくづく思いました。

一人一人見るって、時間的にもちょっぴり厳しい面はありますが、
まだ母親を必要としてくれているうちに、一緒に勉強を見てあげて、
しっかりほめるという繰り返しをすることで、
高学年になってから、勉強が楽しい、もっとしたい。と思う子になるんですね。

母親歴15年、今更ながら気がついてもちょっぴり手遅れかな・・・。
と後悔の念は否めませんが、これから育児を頑張るママさんたちの
お役に立てれば幸いです。

息子たちと一緒に勉強できるのも、あと数年。

親の方も楽しんで、一緒に勉強をしていければいいなぁ。と思ってます!

それにしても、年子の息子は怪獣そのものですね・・・。

公立中高一貫校の中学受験への挑戦と失敗体験談

娘が小学校6年の時、公立中高一貫校の受験にチャレンジしました。

結果はずばり不合格に終わったのですが、そこで経験した体験談や感想、

今後下の子達の進学をどう考えているかについてお話したいと思います。

 

中学受験に挑戦する人のほとんどが私立の中高一貫校だと思いますが、

我が家の近辺にたまたま県内に2つしかない公立の中高一貫校が2つあるので、

高校受験へのトレーニングになればいいかな・・・。と軽い気持ちで受験を決意したわけです。

公立中高一貫校をメインとした京葉学院に5、6年と通いました。

私立中高一貫校の勉強のような知識の詰め込み式の勉強法とは違い、

幅広い分野での勉強は、ある意味生きる力を養う上で、

とても役に立つ勉強法に感じられました。

本当の意味での頭をフル回転させる勉強法です。

 

公立中公一貫校の入試問題はとにかく難しいです!

塾の校長先生ですら、一定時間内に全部解くことができないという難問ぞろいと問題量。

私も実際何問かチャレンジしてみたものの、

自分が高校受験のために勉強してきたレベルと格が違うのです!

公立高校の受験問題は努力すれば解ける範囲なのですが、公立中高一貫校の問題は、

本当に頭が柔らかく柔軟な発想ができる子でないと合格できないな・・・。と感じました。

 

私立の中高一貫校のテスト内容と公立の中公一貫校のテストでは180度方向性が違うので

2足のわらじで受験するのは難しいと思いますが、

私立の中公一貫校で偏差値70レベルを受験した娘の友人は、

SPIX(サピックス)という塾で3年生から365日朝から晩まで勉強していた子だったので、

私立中高一貫校も公立中高一貫校も合格していました。

やっぱりそのくい頭を使って、回転の速さを身につけないと合格は難しいようです・・・。

 

公立中高一貫校に通っている子のお母さんから話を聞くと、学校生活も充実していて、

留学や部活動、とても素晴らしいそうです。

なぜ。同じ公立中学校なのにこんなに違うのか・・・。

思わずブツブツ文句を言ってしまいそうです。

 

一般の公立中学の現状は・・・・。

一般の公立中学に通っている娘ですが、正直私たち親世代が中学生だった時よりも、

生徒に覇気がないように感じてしまいます。

成績上位の子供たちが私立に流れているせいからなのか、今の子特有なのかわかりませんが、

正直、下の子達は、公立か私立の中高一貫校に通わせてあげたいというのが本音です。

宿題はほぼ出ていないようですし、試験の成績で競争することもありません。

やる気がある子であればあるほど、成長の芽は摘み取られてしまい、

可能性は狭まってしまうように思います。(そのぶん進学塾でカバーするのかな?)

勉強以外で特技があったり才能があれば、

公立中学でめいっぱい部活動に励むのもいいのかもしれませんが・・・。

 

小学生のうちから勉強漬けにすることには反対な方なのですが、

これから3年後の息子の中学進学については、娘の時のように悠長に構えていて良いのだろうか?

と正直迷っているところです。

一番の理想は、純粋な小学生の間に勉強って面白い!と自分から勉強が好きになってくれること。

お友達と競争の場に入れて競わせてあげるのも、

ゲーム感覚で勉強を出来るようになる一つの方法なのかな。とただいま入塾検討中です。

  • サッカーもさせたい。
  • 外でお友達とたくさん遊べる時間も持たせたい。
  • 将来苦労しないレベルの創造力と解決能力を身につけてほしい・・・。

親としていろいろ欲はつきませんが、なにが子供のためになるのかは

正直結論はなかなか出すことが難しいですね。

今はとりあえず、コツコツ学校+αで頭をフル回転する問題を選んでやらせるようにしています。

(小3、小2の息子たちです)

 



 

 

東進ハイスクール:林修先生の心の授業!子供に勉強をする意義を伝える方法


2013年6月9日テレビシャカイ実験あすなろラボで、

コマーシャル『いつやるの?いまでしょ!!』で有名な東進ハイスクール林修先生が、

中退した生徒達を相手に、やる気を起こさせることができるのか。という番組が放映されました。

とても心にしみる、感動的な内容でしたので、ぜひご覧いただければと思います。

 

(林先生授業の番組動画リンクはこちらです)↓↓↓
http://owaraimovielink.blog136.fc2.com/blog-entry-23572.html

 

この授業では、いわゆる世間では落ちこぼれと言われているような子供達が、

林先生の授業を受け、やる気をおこすことができるのか。といった企画です。

たった数十分の間に、前向きに生きることの大切さを感じ取り、

子供たちの表情がみるみる生き生きと変化してくるのが感じられるすばらしい

授業になっています。

(授業をみていると知らないあいだに涙が出てきますよ!)

 

テレビでは、『いつやるの?今でしょ!』という印象的なパフォーマンスで売れているのかな?

と思っていましたが、本当はとても人間力のある、素晴らしい先生なんだということを

感じた授業でした。

 

林先生のすごいところは、まずは相手を理解し、心から信頼するということをしていること。

たとえ、落ちこぼれで世間では認められづらい生徒であっても、一人一人の存在を認め、

決して馬鹿にするようなことはしていませんでした。

 

はじめは、「しかたねえなぁ・・・。」といった様子で席にすわっていた生徒も、

数十分の前置きの会話だけで、生徒と打ち解け「あなたを理解しているよ」

というメッセージを送っているんですね。

そのうち、生徒自身も林先生に興味を持ち、楽しそうに話を聞く表情に変わっていく様子には圧巻でした。

 

 

私自身も、中学校時代、とても指導力のある魅力的な女性教師と出会ったことをきっかけに、

何事にも前向きになれた経験があります。

今から思えば、この女の先生も、生徒一人一人の良いところを認め、心から生徒のことを

思いやってくれている先生でした。

 

これは、生徒と先生の間だけの問題ではなく、親と子、会社の同僚との関係でも同じなのかもしれません。

人は、まず自分のことを理解してもらうことに一生懸命になりがちです。

しかし、まず大切なことは、自分が相手を受け入れることなんだという

大切なことを教えてくれる動画のように感じました。

 

自分の言うことをわかってもらう前に、相手を理解することの大切さ。

 

当たり前のことだけど、難しいことをいとも簡単にすることが出来る林先生は、

素晴らしい先生ですね。

 

この授業は、子供たちにもぜひ見せてあげたいと思っています。

 

『幼児期の英才教育は子供をダメにする』藤田紘一郎医師


藤田紘一郎医師の体験的子育て論とは?

医者にするつもりで小さい頃から幼児教育をした長男は音楽家、

自由奔放に育てた娘達はそれぞれ歯科医師、医者に!

 

脳と腸を研究されている藤田紘一郎医師は、ご自身の子育体験を通して、

早期の英才教育、幼児教育は子供の脳の発達には批判的であると述べています。

医者家計の藤田氏の家計では、長男は医師になるために、小さい頃からピアノや英才教育、

情操教育などを行い、一人息子に力を注いだそうです。

それに対し、娘さんは『かわいく、優しい子に育てばよい。』

というスタンスで子育てをされたそうです。

高校生入学までは、素直で成績もいつもトップの長男は、高校になると「医者になるのは嫌だ!」

と反抗。成績も落ちましたが、その後、音楽大学に進学し、今では好きな時にピアノを弾いているそうです。

それに対し、2人の娘は、高校までは目立つ存在ではなかったものの、医学部に合格、

現在は歯科医師と医師として活躍されているそうです。

 

この経験を通して、藤田医師は「幼児期の英才教育は子供をダメにする」と指摘します。

睡眠時間が長い子どもほど、記憶や感情を司る「海馬」の体積が一割ほど大きく育っています。

お腹の中の胎児は、1秒間に9500個のニューロンが作られ、

受精後160日前後でニューロンは1000億個にまで増加、

その後ニューロンの成長は止まり、その後はニューロン同士がシナプスで繋がり、

3歳までに一つのニューロンに対し1億5000個ものシナプスが形成されます。

その後、使われない回路のシナプス刈り込み減少が起こり、

必要な回路だけに整理されることになります。

3歳から15歳の時に興味を持った音楽や美術、

スポーツやアカデミックな活動に関わり、

脳を機能させていくと、それに適した回路が形成されます。

 

シナプスの刈り込み現象は、すべて否定的に捉える必要はなく、

むしろ必要なことであると藤田医師は話されています。

小さい頃の経験が、個性や才能になり、独自の強いシナプスを形成します。

 

シナプスの刈り込みがうまく行われないと、なんでも記憶する能力を持つ反面、

感動することや人間関係を築くことが苦手な、個性や嗜好、判断力や情熱すべてが

欠如した子供になってしまいます。

 

シナプスが多いからといって、賢い子に育つというのではなく、賢さはその子の

最も強靭な回路をいかに上手に利用できるかで決まります。

使用頻度や刺激によって強い回路を作るためには、何十億個のシナプスを失うことは

当たり前のことで、むしろ必要なことであると指摘されています。

 

藤田医師の考える子育て法で一番大切なことは、子供の持つ強靭な回路の特性を知り、

褒め、鍛錬を重ね、じっくり成長させてあげることが一番良い方法である。

小さい頃から無理やり押し付け教育をしても、子供のためにはならないし、

そもそも子供は親の思う通りにはならないということです。

その子の個性や長所を敏感に感じ取り、徹底的に褒めて伸ばす。

これが、その子を伸ばす一番の近道であり、幸せをつかむための方法ではないでしょうか。

 

小さいうちに、恐怖心や怯えた生活をしている子は、

恐怖心などの怯えを感じる回路が発達してしまうため、

大人になっても、必要以上に注意深くなってしまったり、

不安を強く感じてしまうようになります。

このような思考回路の習慣は、シナプスの刈り込み現象が影響していると言えるでしょう。

 

小さい頃に楽しい、幸せな生活を送っていた子供は、何事にも前向きで、

否定的な感情を抱かない子供に育つようになるでしょう。

ポジティブな考え方を持てる子は、一生幸せな人生が送れるようになります。

 

自閉症や統合失調症などを発症する人は、なんらかの小さい頃の不安や恐怖を

感じていた子供時代を送っていたのかもしれません。

小さい頃の環境が、一生の考え方を左右してしまうということを親はよく理解し、

接していく必要があるのではないでしょうか。