
仕事と育児の両立で、にっちもさっちもいかなくなる・・・・。
いつもなにかに追われて、休まる暇がない。
まさに今の私の状態ですが、思考回路が停止して、なにをやるにも気力が起きない。
今まで当たり前に出来ていたことすらできなくなる。(まさしくうつ状態の寸前です(;_;))
そんな心当たりはないでしょうか?
仕事が忙しいから仕方がない。
休めばなんとか体力も気力も回復するだろう・・・。
そう思っての十数年、いつかは楽になるだろう・・・。
そんなことを思いながら頑張ってきたわけですは、楽になることは愚か、
自分の状況は悪化の一途・・・・。
「それはいったいなぜなのか?!」
最近になって気づいたことは、自分を苦しめている原因は、周りの環境や仕事のせいではなく、
自分の考え方や思考方法に問題があったからということでした。
だから永遠に苦しい状況から脱出することができなかった訳です。
心の奥底に自分では意識しないレベルの思考がストレスを引き起こしているという事実。
良い妻、良い母であるべきという自分の中で勝手に作り上げていた幻想を追い求めるために、
自分の能力以上のことをやろうと思っていたのだとわかりました。
人の向上心というものは、もちろん良い方にも働くわけですが、
悪い方にも働くということを知っておかなければならないのかもしれません。
人の欲求というのは、際限がないものです。
自分が0のときは3を追い求め、3になったら6、20・・・・ときりがない。
人にもよると思いますが、自分自身に厳しく、常に向上したいという欲求を持つタイプの人は、
いつも自分のあるべき姿より上をめざしてしまうために、
満足することができず、常にストレスを抱え込むことになるようです。
仕事をし、母として家庭を守るためにはたくさんのすべきことがあると思います。
それをすべて思うように完璧にしようと思ったら、おそらくストレスで押しつぶされ、
気がついたときには、疲労困憊し、出来ることもできなくなる状態になってしまいます。
そんな最悪の状態になる前に、もう一度自分は多くを望みすぎていないだろうか。
もっと妥協すべきことはないだろうか・・・。と自問自答してみてください。
人は、切羽詰らないと夢や理想を捨てられないものかもしれません。
しかし、理想像が大きければ大きいほど、自分自身を無意識に苦しめることになるということを
理解していると、もっと楽に生きられるようになるようです。
- 子供が小さい間にしか出来ないたくさんのことをする。
- 楽しい時間を一緒に過ごすこと。
- 家族の健康を守ること。
今の私は、これだけで充分なんだと思うようにしています。
- 良い妻になろうとしなくていい。
- 良い母親でなくてもいい。
- 勉強なんてできなくてもいい。素直な良い子であれば・・・。
- 職場で仕事がちゃんとできなくても、迷惑をかけない程度にほどほどに。
そんなふうに、自分に言い聞かせながら、ストレスの原因となっていた考え方やこだわりを
一つづつ洗い出し、捨て去る努力をしています。
自分の生まれながらの考え方を変えることは、そう簡単にいくわけではありません。
しかし、思考を変えない限りどんなに状況が変わってもストレスは去ってくれません。
プライドを持つことは、ストレスを抱え込むことです。
他人に良く見られたい、評価されたいといった気持ちを捨てるだけで、とても楽になれるものです。
きっちりしているけど、笑顔のない母親とちょっとだらしないけどいつも笑っているお母さん。
子供たちはどちらのお母さんを望むでしょうか?
ストレスを抱えない母になり、心身ともに健康になりましょう!
母親がいつも笑顔でいられることが、子供にとっての一番の幸せであり、
子供の伸ばす一番の秘訣だと感じます。

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