
テレビやマンガばっかり見てぜんぜん勉強しないのよね・・・。
我が家も例外なく、私も頭を悩ませる一人です。
齋藤孝先生の著書
「言葉の力」は家庭で伸ばす―今日からできる最強メソッド (齋藤孝の実践母親塾)
より、「これは使える!」といった方法があったのでご紹介したいと思います。
マンガやテレビドラマなどからも言葉の力(特に要約力)を伸ばせる方法があるというのです。
齋藤孝先生によると要約力とは、コミニュケーションの基本となる大切な部分で、
これからの時代には必須のスキルだと指摘しています。
欧米人のように、小さい頃から自分の意見を主張する訓練を受けていない日本人は、
極端に要約力が低いといいます。
この要約力を身につければ、理解力のあるやさしさが生まれ、知性のある人になれるそうです!
ぜひ我が子に身につけさせたいスキルのひとつですね。
本来、要約力をつけるには、本を読んで要点を書き出させるということが一般的ですが、
この手法を使えば、本が読めない、文章が書けない小さいお子さんでも出来る方法です。
しかも、子供に勉強だということを気づかれないまま楽しんで能力を伸ばしてあげられると思います。
お風呂にでも入りながら、会話を楽しむつもりで出来るのもいいですね。
マンガやアニメ番組を使って要約力を伸ばす方法とは!
(初級)「どんなお話だった? どこがおもしろかった? どうしておもしろかった?」
などと聞いてみよう
子供が重要なセリフを引用しながら、テーマをおさえて要約する。
それに加えて子供の感想などを話させる。
(初級)キャラクターの特徴をとらえる練習をする
キャラクターの特徴をつかむことで、大事なポイントを捉える訓練になります。
ただ単にストーリーの要約をさせるのではなく、キャラクターの長所や短所がわかると
ストーリー全体が見えてきます。
(中級)ポイントを3つあげさせる
齋藤孝先生は自宅の居間に「なんでもベスト3」というカードを作り、
いつでも書き込ませるようにしているそうです。
- サザエさんの面白かった場面ベスト3、
- ハウルの動く城の好きなキャラクターベスト3 などなど・・・・。
(中級)本を読んで要約させる
「この本のセリフで、大事なものってどれだと思う?」と尋ねてみよう!
(上級)日記を書いて要約力を鍛えよう!
日記とは1日を要約すること。
齋藤先生は小学校1年生の時にノート10冊分の絵日記を書いたそうです。
日記を書くうちに知らず知らずに要約力が身につきます。
小学生1、2年の早い時期から始めると良い訓練になるでしょう。
最初から文章にしようとはせず、ポイントを箇条書きにさせてから、
文章にすることがポイント。
今日の特別なこと、変化があったことを捉え、日記に書く。
これだけで子供の力をグンと伸ばすことができるんですね!
国語の力を伸ばすには、長文の読解問題をいやいや解かせる方法くらいしか
思いつかなかった私ですが、この方法なら無理なく続けられそうです。
そういえば小さい頃日記の宿題って結構多くなかったですか?
あの時の経験が、意外に役にたっていたなんて・・・。ようやく今気がつきました。
子供には、楽しみながら能力を伸ばしてあげたいと思います。

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