
人間にとってのエネルギーの根源
「セルフ・エスティーム」を持てる子に育てる。
ユダヤの人々が人間の持つもので一番大切と思うものは、
お金でも、高等教育でも、地位でも、名誉でもありません。
それは、「セルフ・エスティーム」です。
「セルフ・エスティーム」とは、人間として能力の高い、低いには関係なく、
自分は価値のある人間であると認識し、自分を尊重する心を持つことです。
「セルフ・エスティーム」は、樹木と同じように、ある一定の年齢になるまでに、各々の心の
中に育っていくものなのです。
しかも、長い年月をかけ、良い「メモリー」の積み重ねによってのみ育つのです。
親が子どもを年中叱りつけていたら、絶対に育ちません。
際限なく子供に求め続けるのはやめて、その子の長所を伸ばしてあげる。
これが、「セルフ・エスティーム」を持たせてあげる大切なポイントです。
人間は、劣等感や自己嫌悪感を持ったままででは、幸せになれないのです。
それなのに、子供が不幸になるように、追い込んでいる親がいるのです。
高度な教育を身につけることに夢中になってしまう親は、子どもを追い立ててしまいます。
たとえ、地位や富は手に入っても、その子に幸せは訪れるのでしょうか。
「セルフ・エスティーム」を持っている人は、他人にも寛大になれます。
人は「完璧でなくて当たり前」と受け入れることができる人です。
人の良いところを見ることができる人になることができます。
「セルフ・エスティーム」を持っていない人は、人を尊重することができません。
完璧でない自分を受け入れることができず、自分を好きになれません。
常に、罪悪感に苛まれ、自己処罰さえすることもあり得ます。
つまり、「セルフ・エスティーム」を持った人は幸せに生きることができるのです。
私たち、親たちは子供にとって一番必要な宝物をもたせてあげるために、どうしたらよいのか
日々考えながら子育てしていくことが大切になると感じました。
(ユダヤ人の子育て法No.1~No.5 サイトマップからご覧下さい)

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