
女の子を持つお母さん、今後女子大生の就職が激減するかもしれません!!
平成25年4月に安倍総理が打ち出した育児休業を3年に延長することに対し、
いろいろな意見が上がっています。
私自身も3人の子供を出産し、それぞれ1年以上の育児休暇・育児休業を取得してきました。
会社や周りの人に感謝するとともに、いろいろな面で負い目があったのも事実です。
育児する母としては、3年の休暇はとてもありがたいものですし、
子供のためになることは間違いのないことだと思います。
しかし、そのようなメリットの裏側で、女性の雇用問題について
大きな問題が起こる可能性があるのかもしれません。
下記の記事は、育児休業が3年になることによって、優秀な女性社員ですら採用されず、
女性の就職におけるリスクを大きく引き上げる可能性があることを示唆しています。
女子大生でも分かる、3年間の育児休業が最悪な結果をもたらす理由。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/nakajimayoshifumi/20130424-00024541/
育児休暇や時短勤務を行うにあたり、会社や企業は大変な負担を負うことになります。
2人子供を3年おきに出産した場合は、6年近く育児休暇(育児休業)を取得することも可能になりますが、
代替職員の補充や、育児休暇中の手当の支給など、労働力を失うだけではなく、
金銭的な意味でも企業側の損出は大きなものになると思われます。
上記の記事でも書かれていますが、
「もし、育児休業3年になり、あなたが経営者なら女性社員を採用しますか?」という質問に
「雇いにくくなりますね・・・。」という答えが帰ってきたそうです。
私がもし経営者だったら色々な意味でリスクのある女性社員より、仕事に専念できる優秀な男性社員を雇ったほうが
何倍も戦力になるのではないかと考えてしまうと思います。
バブル時の景気の良い時代ならともかく、企業側もぎりぎりの状況で経営している会社が多い中、
採用する社員によって大きく会社の経営を左右することの重大性は、今まで以上に敏感になるのではないでしょうか。
女性は、子供を出産すると今までのように仕事に集中したり、勤務時間の上でも制約がでてきます。
これだけでも大きなハンディーキャップを負っている上に、
出産のため長期に休む可能性のある社員を進んで採用してくれる経営者がいるものなのか、
大きな疑問が残ります。
まだ法律として決定したものではないようですが、今後女性の採用がますます厳しくなる可能性があることは
間違いないのかもしれません。
娘には、有名大学を卒業することよりも、手に職をつけたり、
フリーランスでも食べて行けるような技術を身につけてあげるほうが、
将来の可能性を広げることになるのではないかと考えてしまいました。

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