
新たな抗がん剤の有力候補『Kobe(神戸)ファミリー化合物』
がんは治る時代に期待
平成25年4月29日神戸大学の研究グループが、多くのがんの原因になるタンパク質(Ras)の働きを
抑える可能性のある物質を突き止めたという発表がありました。
- 大腸ガン患者で40%~50%
- すい臓がん患者で60%~90%
- 全ガン患者では約2割
で活性化するがんの原因物質のタンパク質(Ras)の表面に結合し、
がん細胞の増殖を抑えることができるといいます。
マウスの実験では、Kobe(神戸)ファミリー化合物を投与したマウスのがん細胞が半分に
縮小したという実証データもあり、有機化合物で生産も難しくないそうです。
がんになる前の予防・副作用のないがん治療が可能になるように、
医療・薬学分野の発展が望まれるところです。
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