
今の日本は、10年でとても世の中が変わってしまいます。
私たちの子供が大人になる頃は、仕事も収入も生活もまったく今とは違っているのかもしれません。
先日ギリシャで公務員が1万5千人解雇される法案が可決されたそうですが、
赤字だらけの日本も同じようなことが起こるとも限りません。
経済評論家の山崎元氏の「一生食いっぱぐれのない安泰な職業」についての記事を拝見しました。
子供が職業を選ぶ上で、大切なことの一つです。
とても興味深く、参考になる記事だったのでご紹介したいと思います。
食いっぱぐれない職業の3つの定義
1.はるか昔から存在していた仕事
2.日本以外にもその仕事があること
3.これからもその仕事の需要があること(人間が生きていくために絶対に必要なこと)
具体的な理想像でいうと、「腕のいい中華料理の料理人」がそれに当たるのだそうです。
中華料理店は世界どこでも存在し、美味しいものを食べたい人間の欲求は尽きることがない。
世界どこに言っても美味しい中華料理を作る技術があれば、どこに言っても生活する収入を稼ぐことができる訳です。
大企業でも数年後の安泰であることは保証されない世の中、やはり大切なのは自分の武器を持つということ。
小さい頃から自分の武器となる投資対象を人より早く決め、人より早くスキルを高めていくことが近道である。
その部分で、金銭的なものを含めて最大限に協力してあげるようにしましょう。
そして子供の特徴や才能を肯定的に見てやること、積極的に褒めてやることで、
『努力 ⇒ 成功 ⇒ また努力 ⇒ もっと成功』というループを自分で作れるようにする。
そのスキルは一生モノの武器になります。
私たちは、職業を考えるとき少しでも高収入であることを求めてしまいがちです。
しかし、一生安泰な職業の定義で職業を見たときには、
違った生き方、異なる分野の仕事や職業も見えてくるのかもしれませんね。

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