
他のご家庭ははどうやって仕事と家事を両立させてるの?
働くママの一番の悩みは、育児と家事、仕事の両立です。
どこかを一生懸命やると、どこかが手薄になる。
しかし、すべて自分にとっては大事なこと。
一切手を抜かず、完璧にこなそうとするあまり、うつや自律神経失調症などの
病気を発症するママたちも増加しています。
フルタイムで仕事をするママたちが、育児、家庭と仕事の両立をどう乗り切っているのか・・・・。
私の周りのフルタイムワーキングマザーたちの生活スタイルをご紹介したいと思います。
まず、仕事と家庭を両立する働くままには2パターンあるということです。
旦那さんを上手に使って、家事は半分ずつ無難にこなしている女王様タイプ。
もう一つは自分が我慢すれば・・・。どんなふうに自分ですべてを抱え込んでしまうシンデレラタイプ。
私の働くママ友軍団もくっきり2つに分かれています。
どちらが上手くいくかは、もちろん前者の女王様タイプ!
掃除機は旦那がかけるので、掃除機はかけたことがない。という友人や
食事作りは旦那様の役目とか・・・。
毎日奥さんより早く帰り、買物からルームのお迎えに奔走するパパなど。
このようなご家庭の旦那さんは自分の力で勤務時間内に仕事をこなし、
家事にとても協力的です。
ある意味、社会的な地位を捨て家庭のために頑張るパパになりきっているのです。
このようなパパは、どんなに忙しい職場にいっても、ちゃんと早く帰宅することには
いつも驚かされるとともに、「男だから仕事を優先して当然」といった
固定観念を捨て、仕事をしているんですね。
このくらい強い気持ちで旦那さんも家庭に向き合っていることが仕事と家庭を両立させている
家庭のポイントのようです。
時々行われる、友人との食事会でこのような話がよくでるのですが、
思わず「えっーーーーー(;゚Д゚)!」と驚いてしまうような話も続出。
羨ましいのと共に尊敬すら覚えます。
仕事を無難にこなせるママは旦那様の操縦も上手なようです。
それに対し、自分がすべて請負いますシンデレラタイプは、ひたすら我慢し育児から家事、
仕事すべてに頑張りすぎて自滅するタイプです。
実際私はこのタイプ・・・。女王様タイプにならねばと日々思いつつ、
なぜか旦那に手伝ってと言うくらいなら身体が動く限り自分でやったほうがまし・・・。
そんなふうに考えてしまうのです。
しかし、若くはない年齢に突入するとともに私の周りの友人を見ていると
この2つのタイプにとても大きな違いが出ているということです。
後者タイプの自分でやりますママに、身体を壊し、仕事をすることもままならない人が続出。
なぜか家庭が上手くまわっていかなくなるのです。
おそらく年齢的に仕事でも責任が重くなり、周りの扱いも子育てママという優遇された扱いから
支える立場になりなさい。という環境の変化も大きいと思います。
人によっては親が病気になって親の介護とともに育児をしなければならないという境遇の友人もいます。
しかし、まだまだ小学生や中学生をかかえた私たちママにとっては、
楽になるどころか、負担は増えるばかりです。
若いうちは、なんとか無理がきいていた自分の身体と心ですが、子供が産まれてから休む暇なく頑張り続ける生活が、
少しずつ身体を蝕み、ついには悲鳴をあげて動けなくなってしまうようです。
このタイプに多いのが、「女が家事はやるもの・・・。」と思い込んでいたり、
すべてに妥協できずすべて自分でしなければ気がすまない完璧主義タイプも多いということ。
これらの考えは、自分の中で作り上げている幻想や思い込みも多いもの。
この考え方を切り替えて、旦那さんや家族に協力をもとめること。
これが両立する上で一番大切なことのように感じます。
「自分がやらなくちゃ・・・。」と思っているかぎり、この重圧や苦しみから逃れることはできません。
まずは、自分の頭の中を整理して、家事の分担をきっちりすること。
男の人の思考は、女の人と違い自分から気を回して「大変だから、してあげようか・・・?」という
思考をもつ人は少ないのだそうです。
しかし、女性から「○○してくれない?」といえばすんなりと受け入れてくれるのが男の人の特徴で、
私がこんなに大変な思いをしているんだから黙っててもてもわかるでしょ・・・。というのはまったくの勘違い。
つまり男性はすごく単純?ということなのかわかりませんが、女性がリモコンでコントロールすることが一番大切なようです。
家事の分担や手伝いをお願いするときは、必ず言葉に出してお願いするようにしてみましょう。
きっと、あっさりと重い腰を動かしてくれるようになると思いますよ・・・(*´∀`*)
子供のため、家庭のため、自分のこだわりを捨て去り、今までの理想像は壊すこと。
「いい奥さんでありたい。」とか、「良い母親でなければならない・・・。」
そんな自分の自尊心をすべて切り捨てる事。
そもそも子育てという大事業と一人前の社会人としての仕事を両立すること自体、無理があるのだから
すべてを上手くやれるわけではないのです・・・。
専業ママと同じように子供に勉強を見てあげることもできないし、遊んであげることもできない。
その出来ない事を追いかけ続けたら、苦しくなる一方ですね。
なにかを欲張る分、どこかは諦めなければなりません。
そして、いい意味で女王様になり旦那様といかに連携プレーを上手にこなすこと。
今、私が仕事と家庭を両立していく上で一番大切なことは、
自分の中の固定観念をすべて一から組立直すこと、頭の切り替えが最重要課題です。

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