
これはとても辛い事ですよね。
自信を持てないと言っても、自分の性格であったり、
容姿、恋愛関係、コンプレックスなど様々です。
悩んでいるときは、すべてが自分のせいに思え、
他人は欠点のない素晴らしい人に見えたりしてしまうものです。
学生や思春期の時期は特に自分に自信が持てなくて悩むことも多いでしょう。
たくさんの人の中で仕事をしていると、つい他人を気にしすぎてしまったり、
他人と比べて自分はどうしてこんなことも出来ないんだろう・・・。と悩んでしまうことがあると思います。
実際私も、常に劣等感のかたまりで、今でも自分の中で日々葛藤しているくらいです。
今まで、人一倍悩み、苦しい思いをしてきました。
しかし、人生長く生きていると、それなりに色々とわかってくるもので、
今思い返すと、「なんであんな事で悩んでいたんだろう?」と思うことも多々あります。
今悩んでいることが、このページを読んでいただくことで少しでも軽くなってもらえたら嬉しいです。
自信がないのは、あなたのせいではありません。
生まれ育った環境によるところが大きいという事を知って楽になりましょう!
自分が駄目だから自信がなくなる訳ではありません。
自身を持てないことの原因として一番大きいのが、小さい頃の環境です。
人の自尊心や自己肯定感(自分を自分自身で高く評価できる力)というのは、
子供の頃の親の接し方が大きく影響しているからです。
つまり、親の接し方次第で、「自分はすごい人間なんだ。周りから愛される存在なんだ。」
と感じることができるようになったり、
反対に「自分はなんでこんなダメな人間なんだ。」と思いこんでしまうようになるのです。
例えば2種類の親がいるとしましょう。
- 親が常に完璧を求め、その子の足りない部分ばかり指摘する親
- その子の可能性を信じ、その子の良いところを理解し、欠点を含めてまるごと愛してくれる親
ある一人の気の弱い慎重派の男の子がいると仮定しましょう。
①の親に育てられた子供は、「どうしてあなたは、こんなに気が弱いの!もっと堂々としなさい。」
と言われ続け育ちます。自分は気の弱い駄目な人間なんだと自信をなくし、
今の自分のままではいけない。常に努力し続けなければならないという錯覚に陥ります。
①の親に育てられた子供は、どんなに子供自身が頑張っても、
足りない部分を常に指摘され続け、褒められる場面よりも
もっとこうした方が良い、なんでこんなことができないの!と言われ続けるからです。
一方、②の親は、「あなたは、慎重に物事を考えられてすごいわね。人にいつもやさしいあなたが大好きよ!」
と言われ続け育ちます。この子は、自分の慎重に行動できる部分を長所と捉え自信を持つことができます。
②の親は、子供に対しておおらかで、子供を信じ、子供にすべてを求めることはしません。
よって、育てられた子供は、自分の欠点は自分の中で受け入れることが出来るようになり、
自分は他人に愛されるのに値する人間なんだ。と自信に満ち溢れ、周りを過度に気にする人にはなりません。
同じ性格の子供が①と②のように違う育てられ方をするだけで、その子の自分自身への価値観というものが、
180度違うものになるということがお分かりいただけると思います。
このような小さい頃の環境による自己肯定感の有無は後天的に変えることは難しいものですが、
自分に自信がないのは、自分のせいではなく、生まれた環境が原因なんだと思うだけで、気持ちが軽くなるものです。
自信を持つための考え方
人には、必ず長所と欠点は同じだけ持っているものです。
それは、短所の裏返しが長所だからです。
しかし、自信がない人は、常に自分の欠点ばかりに目が向いてしまい、
自分はダメな人間なんだ。と思うことで、どんどん可能性が狭まり、
思考と現実が一致して、悪いイメージの自分になってしまう悪循環に陥ってしまうのです。
一つのことをコンプレックスに捉えるか、自分の長所として武器にするかは、
自分の頭の中でしか変えられません。
自分で自信をもたない限り、相手にはあなたの魅力も伝わらない上に、
非魅力的に見えてしまうものだからです。
まずは、自分は人より劣っている訳ではないことを自分自身が信じることから始めましょう。
もし、仕事で自信がもてないのであれば、あなたの長所を生かせる仕事でないだけかもしれません。
仕事の選択が間違っていて自信が持てないのであれば、
得意分野に変わる勇気を持つことも大切だと思います。
容姿に自信がないという人は、自分の素敵な部分を自分自身で見つけて、自信を持つことで、
驚くほど魅力的に変身することができるはずです。
太っているから異性からモテるわけがないというコンプレックスを持っている人は、
世の中にはふくよかな女性や男性に安らぎを覚え、
そのおおらかさに憧れる人はたくさんいることを知ってもらいたいと思います。
太っていることをコンプレックスと考えず、包容力をアピールする武器にすればいいのです。
性格一つとっても、ある人を「神経質でいやだ・・・。」という捉える人もいれば、「気遣いができる素敵な人。」
と捉える人もいるわけです。
人は、自分にない部分をもっている人が素敵に、魅力的に見えるものです。
常に自分を磨き続け、やさしい心を持っていれば
必ずあなたを認めてくれる人が現れるはずだと思います。
自分がコンプレックスに思うことや欠点として捉えていることの
裏に必ず隠れている素敵なところ探しをしてみましょう。
きっと自分が気づかなかったたくさんの素敵が見つかるはずですよ(*´∀`*)

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