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有名塾講師から見る『勉強ができる子供の家庭の共通点』とは?

有名塾講師から見る『勉強ができる子供の家庭の共通点』とは?

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有名塾講師から見る『勉強ができる子供の家庭の共通点』とは?

東進ハイスクールカリスマ講師 安河内哲也氏の著書

「勉強ができる子供の家庭は何をしているか?』より安河内先生から見る

勉強ができる子どもを育てるために大切なことや勉強法から、特に心に残ったことをご紹介したいと思います。

 

子供が幸せな人生を送っていくために必要なことは?

「学力(上手に勉強する力)」「人間力(がんばる力・他者と共存する力)」です。

勉強は一生続きます。早い時期にどんなことも上手に勉強していける力を身につけましょう。

この2つを持っていれば、進学や就職、結婚から育児など人生を幸せに送ることができるでしょう。

 

どうしたら頑張る力を身につけられるの?

趣味や部活など何か一つでも一生懸命頑張ってきた経験をさせましょう。

まずは、学力よりも人間力を育てましょう。人間力が育てば、学力は自然に上がっていきます。

 

受験勉強は学ぶ力をつけるいい機会だととらえましょう。

しかし、中学受験に固執する必要はありません。

 

人間力学力を同時に育てる「経験教育」とは?

幼稚園・小学校を中心とし、子供にいろいろなことを経験させたり、見せたりしてあげましょう。

経験教育とは、友達との遊びや大人との会話、読書、家族旅行、博物館の見学、折り紙、パズル、

楽器の演奏、キャンプ、昆虫採集などすべてです。これらを親が上手にお膳立てしてあげることが大切です。

安河内先生が予備校で見てきたたくさんの子供達で成績を伸ばす子は、

このような経験教育をたくさん経験してきたお子さんであるそうです。

 

「壊れたっていい」のスタンスで何にでもさわらせる

経験教育」で大切なことは、「何にでもさわらせる。何でもやらせる」こと。

子供が興味を持ったことを徹底してサポートし見守ること。

そうした過程の中で創造力や独創性を養うことができます。

 

家のあちこちに本を散りばめよう!

学力や人間力を養ううえで、読書は非常に重要です。

小さいうちは文字を読むことがと本に興味を持つことが大切なのでマンガでも良い。

興味を引きそうな本を家のあちこちにさりげなく置いておきましょう。

 

ラジオとオーディオブックで耳から鍛えよう

ラジオは子供の頭を鍛えるのに非常に効果があります。

耳から入ってきた言葉を基に「イメージ」を再構築し、理解する必要があるからです。

 

子供の思考力は、家族との会話で鍛えられる

子どもの話にしっかりと耳を傾けられる親になりましょう。

質問してきたら学力を伸ばす絶好のチャンスです。親切に答えてあげることが大切です。

 

中学受験をゴールと思わないこと

子供には「早咲き」の子供と「遅咲き」の子供がいます。

それぞれの子供に「がんばるタイミング」があるからです。

小学校高学年の頃は、精神年齢差も2~3歳と大きく、がんばるタイミングが

中学生にやってくる子どもにとっては、中学受験は大きな負担になります。

無理強いをさせることは、勉強嫌いを生む原因になるので注意しましょう。

当面のゴールは大学受験。

「中学受験」を血眼になってサポートし、合格したら学校任せの親も多い。

これでは本末転倒だと安河内先生は考えているそうです。

大学受験から逆算して、その子にあった学ばせ方を選択するほうが良いようです。

 

学力を決定する要素には、学校や塾もあると思いますが、

一番大切なのは「家庭」です。

家庭での環境こそが、子どもの学力を決定するのです。

 

いろいろな先生が教育について本を書かれています。

安河内先生は、どちらかというと人間力重視で、

子どもを尊重した上での教育を推進されている方だと感じます。

絶対、私立中学校が良いという先生も多い中、塾の先生にはめずらしく

個性にあわせた教育でバランスのとれた人間を養う考えを持っておられることに強く共感しました。


 


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