
冬になると喘息で入院する子が急増。
ノロウイルスなどの感染症も重なって、
小児病棟は満室の状態です。
いつもの喘息だから、そのうち治るだろう・・・。
そんな風に軽く考えていたのですが
なかなか治らず、ヒューヒューと音を立てる呼吸は
ひどくなる一方。
顔色も血の気がなく、唇は真っ青の状態。
まだ小学校一年生といったこともあって
自分の身体がどれだけ辛い状態になるか
説明できないんですね。
病院に行って、血中酸素濃度を測ったところ、
すぐに入院の必要があるとのことで
それから10日間の入院生活が始まりました。
病院での治療といえば、定期的なステロイド吸入と
血中酸素濃度の測定です。
ステロイド吸入は一日2回でしたが、
やはりみるみる呼吸が楽になっていくんですね。
今後はあまり喘息が悪化しないうちに受診させなくては・・・。
と反省する貴重な機会になりました。
息子はといえば、クラスのお友達から
ガンバレお手紙をもらい、満面の笑み。
病院食も美味しかったらしく、また入院してもいいかな・・・。
的な冗談まで言っていました。
普段は小児病棟などとは縁遠い生活を送っていますが
世の中には命の淵で闘っている
小さな子供たちがたくさんいるという現実を突きつけられた
10日間となりました。
普段当たり前の健康が、どれだけ幸せなことなのか。
改めて実感するとともに、母親として食生活の重要性を
再認識させていただきました。

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