
こんにちは!てんてこままです。
男の子と女の子は根本的に違うようです。
考え方や行動、辛抱強さや行動力。すべてにおいて違いを感じます。
同じように怒り、同じように褒めるでは子供の能力を伸ばすことは難しいのかもしれませんね。
今回は、「女の子を伸ばす母親はここが違う!」 松永暢史著 をご紹介したいと思います。
この本を読んでの率直な感想は、
「母が息子に望むこと」と「父が息子に望むこと」が違うように、
「父が望む娘像」と「母が望む娘像」は違う。
そんなことを感じさせる一冊でした。
この本の著者は、松永暢史氏。教育のプロとして、いろいろな教育関係の本を出版されています。
この本の他に、「男の子を伸ばす母親は、ここが違う!」 や「男の子をダメにする母親伸ばす母親! 」などを執筆されています。
では、簡単にこの本で主張されている点をあげてみたいと思います。
・女の子に一番大切なのは、感受性である。
・ある程度大きくなっても、親が「かわいい」と言ってあげることはとても大切である。
・「私は私のままでいい。」愛された実感を持った子は伸びる。
・女の子は男の子より寂しがり屋
・知識の詰め込みよりも、ピアノや習字、水泳などのこれだけは人に負けないといった特技を身につけるべき
・男には男にしかないよさがあるように、女には女しかないよさ『かわいらしさ』が大切
・可愛らしさは、感受性からうまれるもの
・知識の詰め込みは、感性をはぐくむチャンスを奪われる危険がある(趣味を封印してまでの詰め込み主義は百害あって一利なし)
・勉強について~男の子は逆転ホームランを打つほどの瞬発力があるが、
女の子はコツコツ地道に努力することによって結果を出すことのほうが多い
・丸暗記・詰め込み学習は子どもを潰す
・海外帰国子女が優秀な理由 海外の教育は「君はどう思う?」ディスカッションや討論により、自分で考える力が身につく。
自分で考え、判断し、行動することができる。日本の知識一方通行とは大違い。
・日常生活の中で、自己主張、コミニュケーション能力、論理性を身に付けよう。
・「あなたはどう思う?私はこう思う。」を繰り返すことにより、帰国子女なみの力をつけることができる。
・自分のことをまるごと受け止めてくれるおばあちゃんの存在は、
子供の成長にとってとても有益である。(さまざまな経験や好奇心をかきたてられる)
・親が何かに一生懸命取り組んでいる姿を見せる。
・子供は3歳までにすぐれた幼児教育を受けるべき
・男の子が本来持っている力とは「好奇心であり、ちょこまか動かずにはいられない力」
女の子が本来持っている力とは「感受性であり、きれいなものを見つけ、いとおしむ力」
・小さい頃から豊かな感受性をはぐくみ、成長した子は、どんな教科でも吸収が早く、
優秀な成績をおさめることができるようになり、気質のやさしい女の子に育つ
・自由になるお金が多いほど、女の子は駄目になる
・人生の最終目的は、やりたいことを見つけることである(好きなことをして生業とする幸福)
・子供が好きになれることを見つけてやり、打ち込ませてあげること
この本で感じたことは、かわいく、愛される女性に育てることの重要性についてです。
学力がいくらあっても、幸せをつかむことができない人になったら、元も子もありません。
その子の良いところを尊重し、愛情で包み込むように育てて行くことが、大切ではないでしょうか。

書いたのは男の人ですね。
男目線で男の都合のいいことがかかれてありました。半分ぐらい。
女の子にかわいらしさを求めすぎると、自分は人間扱いされていないと思います。人形かと。
知識のほうが現代では習字やピアノなどの芸術よりは重視されます。収入にもつながります。
子供を持ちたくない女性が増えている中、子供好きにさせたりいつくしんだりする能力ばかり伸ばすのはどうかと思います。
せいぜい、中流未満の主婦を目指せるか目指せないかレベルの内容です。
女性の社会進出を妨げるような内容になっています。
主婦になっても離婚やDVなど様々な問題が3分の1は起こる時代ですよ。女性をなめていると、そのうち痛い目を見ますよ。