
カルシウムは丈夫な骨や歯を作る材料として知られていますが、不足するとさまざまな体の不調を引き起こします。
一般的になカルシウムの摂取量目標量は、一日最低600mgといわれていますが、実際は1000mgくらいは必要だと考えられます。
特に成長期の子供、妊婦、更年期の女性、老人、イライラ、ストレス、高血圧症、動脈硬化、糖尿病、肥満、リウマチ、人工透析の場合、1日1200~1500mg必要と考えられます。
カルシウムが不足すると
- 自律神経失調症(頭痛、高血圧、胃腸障害、喘息、多汗症など)
- 血管や筋肉の障害(高血圧、脳卒中、不整脈、心筋梗塞、筋肉のひきつり)
- 神経症状を起こしやすい(うつ、記憶障害、不眠、怒りっぽさ、焦燥感、呼吸が苦しい)
- アレルギーを起こしやすい(かゆみ、鼻水、喘息など)
- 有害金属やタンニン酸による害を起こしやすい(かゆみ、鼻水、喘息など)
- 高血圧を起こしやすい(ナトリウムが貯留し、動脈硬化が進む)
- 血が止まりにくくなる(血液の凝集能に異常をきたす。)
カルシウムの吸収率は、各食品によってそれぞれ違うため、摂取した量と一致するわけではありません。
食品と一緒にサプリメントを補って1000mgを確保するようにしましょう。
カルシウム摂取における留意点
良質のタンパク質と一緒に摂る
(吸収率は3倍になるといわれる。ビタミンA,ビタミンD,ビタミンCもカルシウムの吸収を促進します。
カルシウム:マグネシウムは2:1の割合で
バランスが崩れると、糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞、腎臓結石などを悪化させたりすることにもなります。
栄養医学ガイドブック マリヤ・クリニック院長 柏崎良子著より引用

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