
娘は小学校の高学年から塾に通わせ、いつかはやる気になってくれるのかな。
そんな期待を込めて、親としても一生懸命塾代を捻出してきたわけです。
しかし、一向に勉強する気配はなく、最近は塾の宿題すらやらなくなりました。
もちろん学校の定期テストの結果も思わしくなく、内申点はほぼ平均。
今まで、何度も塾をやめようと思ったことか・・・。その度に先生に引き留められ
「今度だけチャンスをください。」その言葉を頼みに、ここまで続けてきたわけですが、
結果といえば、やる気はさがるばかり。(塾のせいではなく、娘の問題なのは言うまでもありません。)
母親としては、やっているのに点数が悪いのなら良いのですが、
努力をせずに楽をしようとする姿勢が我慢なりません。
今まで娘の5教科の受講費、テスト代、講習会費・・。年間100万円近いお金がかかりました。
そのために、弟たちの教育費を削って、娘に投資してきたのに・・・。
このままいったら、公立高校に合格することは難かしく、私立に行かなければならないのが目に見えています。
高校失敗ならまだ取り返しはつくものの、このままの安易な考え方では社会でやっていけるのかが
親としては一番心配なところ。
娘の性格は、深く物事を考えるタイプでもなく、先のことも考えていないようです。
なんとなく、楽にほどほどな高校に行って、なんとなく就職する。そんなふうに考えているようです。
塾に行って、勉強しているから安心。そんな気持も強いらしく、
自分の置かれている立場もわからない状態。
自分が高校生だった頃は、田舎だったこともあり、私立を受験する人は200人中ほんの2人くらい。
滑り止めがないわけですなので、落ちたらどうしよう・・・。
そんな気持ちから一生懸命勉強したものです。
今まで、なに不自由なく与えられ、学ぶことが当然といった考えをもっている娘には、
受験や学費については、親が出して当たり前といった考えでした。
いろいろ親として考え、娘にとって一番良いと思う方法。
「塾を辞め、私立の滑り止め受験もしない。
やる気にならない人には、私立の学費は出せません!」
「落ちたら浪人」
そう伝えました。
冷たいようですが、娘が本気になってくれるための最後の方法だと信じています。
崖から突き落とすライオンの親ではないですが、
自分で這い上がって行ける人間になってほしい。
世の中を生きていくって、そんなに簡単なことじゃないんだよ。
ということを早く気がついてほしい気持ちでいっぱいです。

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