
中学入試を目標に置くことは間違いです。
学習は強い人間として成長するために必要なのであり、
中学入試での合格など、行きがけの駄賃くらいに思えばいい。
「賢くなる算数」や「強育論」の著者である宮本哲也氏が経営する算数塾では、
特に能力別で生徒をとっておらず、すべて先着順の標準的なお子さんが入塾しているにもかかわらず、
最終在籍時の85%は、開成、麻生、栄光、筑波大附属駒場、桜蔭、フェリス、筑波東邦のいずれかに
進学しているそうです。
宮本哲也先生の方針は、自ら考える力をつけること。
これは、勉強の成績を伸ばすとともに、自ら考え行動することのできる
社会に通用する人材を育てることができるということだと思います。
知識を詰め込むだけの塾や勉強法を実践するよりも、
本当の意味で生きる力を持った子どもに育てるヒントが隠されているのかもしれません。
宮本算数塾では、基本的に問題を与え、自分でひたすら考えさせる。
指導はせず、質問も受け付けず、宿題も無し、フォローも無しといった教育方針をとっているそうです。
解けても解けなくても学力は身につく。
考える時間をもつことが学力をのばすポイントだといいます。
安易に答えを教えずに、わからない問題をひたすら何時間でも考え続ける力を持てる子に導いてあげること。
これさえできれば、社会で立派にやっていけるのかもしれません。
この本を読んで、宮本氏の教育方針に強く共感させられました。
宮本氏監修の賢くなるパズルは、親でも思わずうなってしまうような考えさせる問題が満載です。
勉強嫌いの息子たちも、遊び感覚で一生懸命取り組んでくれるとても素晴らしい教材です。
お母さんや兄弟と競争しても楽しいですよ(*´∀`*)
賢くなるパズルDS版を購入してみました。体験・感想についてはこちらです。!
(宮本哲也氏関連書籍)
強育論-The art of teaching without teaching-
超強育論
宮本算数教室の教材賢くなるパズルたし算初級―小学校全学年用
宮本算数教室の教材 賢くなるパズル―入門編
宮本パズル ファーストクラス編
宮本算数教室の教材賢くなるパズルかけ算初級―小学校全学年用

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