今日、中学生の長女に話したことの記録です。
「うさぎとかめの話」より
もちろん子供たちは、うさぎとカメの話はすでに知っていますが、その話を基に努力の大切さを話しました。
世の中には、いろんな能力の人がいます。
例えば、漢字を1000個覚えるのに、1日で覚えられる人もいれば10日かかる人もいるんだよ。
うさぎとかめも同じ距離を走るのに、かかる時間が違うよね。
今日、中学生の長女に話したことの記録です。
「うさぎとかめの話」より
もちろん子供たちは、うさぎとカメの話はすでに知っていますが、その話を基に努力の大切さを話しました。
世の中には、いろんな能力の人がいます。
例えば、漢字を1000個覚えるのに、1日で覚えられる人もいれば10日かかる人もいるんだよ。
うさぎとかめも同じ距離を走るのに、かかる時間が違うよね。
長女の育児を通して反省していることの一つに子供との会話不足があります。
日々のなにげない会話をすることはあったものの、社会はどのようになっているのか。
お金をかせぎ、仕事をするということは簡単ではないということ。
人と人の関わりについて、食と健康についてなど・・・。
自分が小さい頃に親から教えてもらったことを伝えてあげられていなかったのです。
ユダヤの人々が人間の持つもので一番大切と思うものは、
お金でも、高等教育でも、地位でも、名誉でもありません。
それは、「セルフ・エスティーム」です。
「セルフ・エスティーム」とは、人間として能力の高い、低いには関係なく、
自分は価値のある人間であると認識し、自分を尊重する心を持つことです。
これを持っている人とと、持っていない人では、どのような違いがうまれてくるのでしょうか。
たとえ、富・地位・名声が手に入っても、この大切なものを手に入れていなければ幸せになれることはあり得ないそうです。
このあるものを持っている人は、スムーズに成功者となり、何かの災害などで裸一貫になったとしても、
必ず立ち直り、最終的に幸せを取り戻すことができるのです。
この大切なこととは・・・。
子供の人格を否定するような言い方は一切しない。
ダメな子など一人も存在しない。
ダメな子に見えるのは、親の望む子供像がすべてを求めているからではないですか?
引っ込み思案な子に親が「もっと積極的になりなさい。」と言う。
この子は、消極的な点もあるかわりに、ものごとを慎重に考え、思慮深い行動を取れる長所があります。
自分自身でも、長所の裏返しが短所であるように、すべてを兼ね備えた人間などいないでしょう。
もし、親がそれを望み、足りない部分ばかりを指摘するばかりなら、その子供は自信を失い、
自己肯定感の低い大人になってしまうでしょう。
自分自身に自身を持てない人間は、自分の長所ですら自信を持つことが出来なくなってしまうのです。
人間は誰でも何も知らない、何もできない状態で生まれてくる。
それを一つ一つ成長に合わせて教え、少しずつ色々なことができるように、
導いてあげるのが親の役目だ。
これは、あるユダヤ人に「なぜ子どもを叱らないのか?」と質問したときの答えです。
本当に基本的で、分かりきったことでありながら、実行することが難しいことのように感じます。
仕事で疲れて帰り、家事と育児で精一杯。
勉強させなくちゃ。宿題やったかしら?そんなことに気を取られ、
子供とじっくり一対一で向き合ってあげることが出来ていなかった自分に深く反省しています。
子供にはそれぞれ個性が違い、得手・不得手があるし、興味を持つ対象もさまざまです。
一度教えてわかる子もいれば、三度目でやっとできる子もいるわけです。
大人の私たちですら、数多くの失敗を乗り越えて成長していくわけです。
アメリカ合衆国の人口がおよそ3億人、その中の5%しかいないユダヤ人ですが、
高収入を得やすい職業は半数以上がユダヤ人だそうです。
ヨーロッパでも、経済や主だった産業はユダヤ人が牛耳っているそうです。
世の中をリードできる優秀な人材が育つ環境は、
もし、3歳の子供が他人にお茶をかけてしまったら・・・。あなたならどうするでしょうか?
娘は小学校の高学年から塾に通わせ、いつかはやる気になってくれるのかな。
そんな期待を込めて、親としても一生懸命塾代を捻出してきたわけです。
しかし、一向に勉強する気配はなく、最近は塾の宿題すらやらなくなりました。
早いもので、娘も中学3年生に進級する年となりました。
やはり、弟二人を控え教育費の不安は親に大きくのしかかります。
私も体調を壊し、このまま働き続けられる確証もない中、娘が私立に行ったなら・・・。不安がよぎります。
下の子の学習塾もそろそろ通わせてあげたい気持もあり、私立の状況について調べることにしました。